空間メディア論Ⅲ・Ⅳ 2024/04/01

演劇史、ファッション史、インテリアデザイン史を領域とする3名の講師が、日本の歴史の中での各々の領域について論じます。日本列島に住んできた祖先がどのようにして、芸術(舞台芸術)、生活(衣食住)を組み合わせ生きてきたかを横軸に、また演劇史・ファッション史・インテリア史という各領域の歴史を縦軸にして、空間演出デザインの教養を立体的に学ぶ授業です。自身が標榜する領域の見識だけでなく、他領域と考えてきた見識が、空間演出デザインと造空感覚という言葉の前において、領域を横断した同地平に存在することを理解します。日本列島に住んだ祖先が残した文化的遺産を学び、それらを下敷きにして、今後の創作活動に反映させることができることが到達目標です。