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本学科は、セノグラフィ、インテリアデザイン、環境メディアデザイン、ファッションデザインの4コースがあり、舞台や店舗、住居、衣服など扱うものはさまざまですが、
「人を幸せにしたい」という想いは共通しています。
空間をデザインするには、日常の生活から、まだ見ぬ世界にまで好奇心をもつことが必要です。時代を肌で感じて、日頃から美しいものに敏感になることで、表現のストックが増えていきます。そして個々の感性が集結し、大勢の人と共有して、初めて空間は完成します。
空間演出デザイン学科は、独自の感性と協調性の両方を伸ばし、情熱をもって空間をつくりあげるデザイナーを育てたいと考えています。
who m I ? who r u ?
...巣を自分の根元や思考の中だと捉え、その有機的に積み重なったものの集合である巣の成り立ちを考えることを空間のコンセプトとして、この作品を制作しました。
無意識の中で生まれる意図していないパフォーマンスを繰り返すことで、観る人に空間や、その人の巣を想像させる実験的なパフォーマンスを行い ...
私達は起源のギャップをコンセプトに作品を制作した。“ 鶏が先か 卵が先か ”という因果性のジレンマから、動物の始まりはどこなのか?という問いが生まれた。もしかしたら動物をつくっている農場が存在していて、そこで誰かが動物をつくっているかもしれない。もしそんな世界があるのなら、それは一体どんな世界 ...
(空白一行)
「母は、母としてしか生きてこなかったのではないか。」
22歳になった今の私が想う私の母のこと。こどもの頃から考えていた女性の生理現象のこと。見ようとしても見えないこと。これから女性として日本で生きていくということ。
...閉ざされた回路の先にある完璧な身体濃い倦怠野蛮なエレガンス海女たちと青年/親密な関係でしかなされない秘密の共有とその記憶の装い確かに君は僕の前に存在していたうつむいたままに/問えば失われてしまうその意味は欲求に丁寧に、荒々しく、かたちをつけるかたちにならないなにかを信じてみたい/全部光のいたず ...
笑うほどに怒るほどに歌うほどに踊るほどに走るほどに築くほどに生き急ぐほどに夏を待ち焦がれるほどに着飾るほどに口紅を落とすほどに夢見るほどに恋するほどに愛するほどに旅するほどにだから、今、家出のすすめ。小平より、上機嫌な女たち。一張羅の男たち。帰る場所ごと、旅をする。愛を込めて…スッテンテン。平 ...
人がメリーゴーラウンドを見て楽しそうと思う事、私がメリーゴーラウンドを見て苦しいと思う事。その二つの視点には境目があります。人に乗られ、同じところをぐるぐる回り、見世物にされている動物たち。娯楽として、労働力として、食料として、遺伝子操作もされている動物たち。
乗らずにあなたが回し ...
盆栽から植物の生命力に気付き、それらの持つ時間に興味を持ちました。苔という植物は長い年月を表す言葉としても知られている通り、とてもゆっくりと生長します。その時間は結晶が育つ時間と似ていると感じます。そして、その時間はとても静かだとわかり、タイトルの森閑という言葉に繫がっていきました。
...形無いモノの形によるインスタレーション。寓意は入れ子状に、形状、音、思想を内包する。
...空間演出デザイン学科には、津村耕佑 教授、片山正通 教授がそれぞれ主宰する課外講座があります。
聴講できる講座の際は他学科の聴講生も多く、学内でも話題です。
空間演出デザイン学科では、工業用・職業用のミシン、アイロンやトルソー、など服飾制作に必要な備品を完備した専用スタジオのほか、シルクスクリーンや染色など、主に繊維類の加工をすることができる工房、舞台照明機材や音響機材を揃えた多目的スタジオ、2019年度に完成した2階立ての野外スタジオ等を完備しております。