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空間演出デザイン学科について About Us

独自の感性と協調性を伸ばし、
情熱を持って空間をつくりあげる人材を育成。

本学科は、セノグラフィ、インテリアデザイン、環境メディアデザイン、ファッションデザインの4コースがあり、舞台や店舗、住居、衣服など扱うものはさまざまですが、
「人を幸せにしたい」という想いは共通しています。

空間をデザインするには、日常の生活から、まだ見ぬ世界にまで好奇心をもつことが必要です。時代を肌で感じて、日頃から美しいものに敏感になることで、表現のストックが増えていきます。そして個々の感性が集結し、大勢の人と共有して、初めて空間は完成します。

空間演出デザイン学科は、独自の感性と協調性の両方を伸ばし、情熱をもって空間をつくりあげるデザイナーを育てたいと考えています。

セノグラフィ、インテリアデザイン、環境メディアデザイン、ファッションデザインの4コース

学生作品 Student Work

2022 Student Works
OTA seminar
2022年度 卒業制作

nest

齋藤愛実/沼野美寿穂 SAITO Manami / NUMANO Mizuho

巣を自分の根元や思考の中だと捉え、その有機的に積み重なったものの集合である巣の成り立ちを考えることを空間のコンセプトとして、この作品を制作しました。

無意識の中で生まれる意図していないパフォーマンスを繰り返すことで、観る人に空間や、その人の巣を想像させる実験的なパフォーマンスを行い ...

2021 Student Works
OTA seminar
2021年度 卒業制作

born

下里佳穂/吉澤美佑 SHIMOZATO Kaho / YOSHIZAWA Miyuu

私達は起源のギャップをコンセプトに作品を制作した。“ 鶏が先か 卵が先か ”という因果性のジレンマから、動物の始まりはどこなのか?という問いが生まれた。もしかしたら動物をつくっている農場が存在していて、そこで誰かが動物をつくっているかもしれない。もしそんな世界があるのなら、それは一体どんな世界 ...

2020 Student Works
Suzuki seminar
2020年度 卒業制作

Blurred image, alive (   F   ).

宮本日向子 MIYAMOTO Hinako

(空白一行)

「母は、母としてしか生きてこなかったのではないか。」

22歳になった今の私が想う私の母のこと。こどもの頃から考えていた女性の生理現象のこと。見ようとしても見えないこと。これから女性として日本で生きていくということ。

...
2019 Student Works
Ryan seminar
2019年度 卒業制作

ある光 Ⅱ CERTAIN RAY Ⅱ

伊藤誠一朗 ITO Seiichiro

閉ざされた回路の先にある完璧な身体濃い倦怠野蛮なエレガンス海女たちと青年/親密な関係でしかなされない秘密の共有とその記憶の装い確かに君は僕の前に存在していたうつむいたままに/問えば失われてしまうその意味は欲求に丁寧に、荒々しく、かたちをつけるかたちにならないなにかを信じてみたい/全部光のいたず ...

2018 Student Works
Ryan seminar
2018年度 卒業制作

家出のすすめ ~上機嫌な女たち~ iede no susume

今田安希奈 IMADA Akina

笑うほどに怒るほどに歌うほどに踊るほどに走るほどに築くほどに生き急ぐほどに夏を待ち焦がれるほどに着飾るほどに口紅を落とすほどに夢見るほどに恋するほどに愛するほどに旅するほどにだから、今、家出のすすめ。小平より、上機嫌な女たち。一張羅の男たち。帰る場所ごと、旅をする。愛を込めて…スッテンテン。平 ...

2017 Student Works
Ota seminar
2017年度 卒業制作

carousel

池田果厘 IKEDA Karin

人がメリーゴーラウンドを見て楽しそうと思う事、私がメリーゴーラウンドを見て苦しいと思う事。その二つの視点には境目があります。人に乗られ、同じところをぐるぐる回り、見世物にされている動物たち。娯楽として、労働力として、食料として、遺伝子操作もされている動物たち。

乗らずにあなたが回し ...

2016 Student Works
Igarashi seminar
2016年度 卒業制作

森閑と生長す To growth and the deafening silence

小嶋沙弥華 KOJIMA Sayaka

盆栽から植物の生命力に気付き、それらの持つ時間に興味を持ちました。苔という植物は長い年月を表す言葉としても知られている通り、とてもゆっくりと生長します。その時間は結晶が育つ時間と似ていると感じます。そして、その時間はとても静かだとわかり、タイトルの森閑という言葉に繫がっていきました。

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2015 Student Works
Igarashi seminar
2015年度 卒業制作

ハテの寓意、像として。 HATE_allegory, As the image.

浅井裕太 ASAI Yuta

形無いモノの形によるインスタレーション。寓意は入れ子状に、形状、音、思想を内包する。

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専任教員 Teachers

学科主催 課外講座 Special Lectures

空間演出デザイン学科には、津村耕佑 教授、片山正通 教授がそれぞれ主宰する課外講座があります。
聴講できる講座の際は他学科の聴講生も多く、学内でも話題です。

TSUMURA Kosuke

津村耕佑 教授

「講義集会」には抑圧に抵抗する「抗議集会」の意味が背景にあります。固定観念を乗り越え、時に壊してきたクリエイターとの集会を課外講座として不定期に開催しています。五つの黒い円が連なるマークはその象徴です。

KATAYAMA Masamichi

片山正通 教授

現代を牽引するスタークリエイター、すなわち” instigator” の生の声を聞くことで次世代の” instigator” を作り出すための超ド級レクチャープログラムです。

工房・スタジオ Studio

イメージを具現化する多種多様な設備

空間演出デザイン学科では、工業用・職業用のミシン、アイロンやトルソー、など服飾制作に必要な備品を完備した専用スタジオのほか、シルクスクリーンや染色など、主に繊維類の加工をすることができる工房、舞台照明機材や音響機材を揃えた多目的スタジオ、2019年度に完成した2階立ての野外スタジオ等を完備しております。

Fashion STUDIO